本講座は終了しました。「店舗開発という仕事」セミナーは現在オンラインで開催中です。詳しくはこちらをご覧ください。
店舗開発・出店戦略の実務で特に重要な内容を深掘りし、演習を交えて実践的に学び、翌日から使える知識を身につけます。
「全くの未経験者だが、店舗開発の仕事内容に興味がある」「店舗開発の仕事に関わることになったが、基本的な考え方・やり方から学びたい」「長年店舗開発に携わってきたが学び直したい」「新任店舗開発社員の教育方法で迷っている」「業界関係者として店舗開発業務を理解したい」…といった方々が、多業種より参加されています。専門用語も易しく解説しますので、どなたでもお気軽にご参加ください。
飲食業・小売業・サービス業種などでは、同じ屋号で多店舗をチェーン展開する企業がたくさんあります。そうした企業は、店舗開発スキルを身につけた店舗開発担当者を必要としています。
商業用の不動産の場合、商売に適した立地は数が限られているため、好立地の物件は競合が激しく、テナントとして入居するためには大変な努力が必要です。その中から選ばれるために、対外的に交渉にあたるのが“店舗開発”という業務です。店舗開発部とは、自社ブランドの普及と市場シェアの拡大を使命とする部署で、企業全体が成長するうえで重要なカギを握る部署であるといえます。
しかし、店舗開発という仕事の実のところの業務内容はほとんど知られておらず、勉強しようにも、何を読めばいいのかも、どこに行ったらいいのかも分からないのが現状です。
本セミナーでは、チェーンストアの店舗開発とはどういう仕事か、店舗開発の基本的な考え方ややり方、スキルアップのために日頃から心がけるべきことなどをお話する<基礎コース>の内容を踏まえて、<基礎コース>では十分に解説できない部分から実務で特に重要な内容を深掘りし、実践的に学びます。公式テキスト(基礎コース・実践コース共通)を使用し、<実践コース【1】店舗開発編>と<実践コース【2】出店戦略編>に分けて、演習も交え詳細にお話します。
<実践コース【1】店舗開発編>では、店舗開発経験がまだ十分ではない担当者(マネージャーレベル)に向けて、会議で物件の社内承認を得るのに必要な、既存店分析、売上予測、物件情報収集、物件調査とレポーティング、会議でのプレゼンテーションなど、物件を通すためのテクニックを、事例を使いながら実践的にレクチャーします。
→ 公式テキスト第2章(物件開発)・第4章(売上予測)の内容を深掘りし、演習を交えて実践的に学びます。
<実践コース【2】出店戦略編>では、チェーン店出店戦略・エリア戦略の立案・提案を求められている方に向けて、戦略的に、数字で、ロジカルに出店の根拠を示すのに必要な、出店戦略・エリア戦略の立て方、データベースの作成方法、物件説明への接続のテクニックを、事例を使って実践的にレクチャーします。
→ 公式テキスト第3章(出店戦略)の内容を深掘りし、演習を交えて実践的に学びます。
弊社の企業内研修プログラム『店舗開発担当者養成講座』用に開発したプログラムを使用しながら、業務経験のない方にもご理解いただけるよう易しく解説いたしますので、お気軽にご参加ください。
講師プロフィール
加藤 拓(かとう たく)
市場調査会社にて、日本マクドナルド社GISシステム構築・マクドナルド売上予測モデル構築に携わった後、スターバックス コーヒー ジャパン社店舗開発本部・経営企画室にて、出店戦略立案、物件判断、新規物件の売上予測、既存店舗の売上分析等の店舗開発実務を10年間にわたり担当。(株)福徳社設立後は、多数飲食・小売・サービス業種チェーン企業店舗開発部門のコンサルタント・社内研修講師として活動中。専門分野:チェーン店出店戦略、店舗開発、売上予測。
杏林大学総合政策学部専任講師(研究分野:出店戦略、サービス・マーケティング、消費者行動の計量分析、マーケティングと企業成果の関連)、目白大学非常勤講師、東京学芸大学・大学院、津田塾大学非常勤講師。(著書・論文等の詳細プロフィール)
慶應義塾大学商学部卒、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、コペンハーゲンビジネススクール留学、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。宅地建物取引士(登録番号:東京 第242957号)。
店舗開発実務講座 公式テキスト内容

店舗開発実務講座 オリジナルテキスト
●はじめに
第1章 「店舗開発という仕事」とは
1. 店舗開発部とは
【1】店舗開発部はどう認識されているか? 【2】店舗開発への誤解が生じる背景 【3】理論武装の必要性 ●コラム① 店舗開発以外の経験は店舗開発部で活かせるか?
2. 店舗開発の業務フロー
【1】一般的な業務フローの例 【2】業務フローの難所 ①物件情報の入手 【3】業務フローの難所 ②売上予測 【4】業務フローの難所 ③社内承認
3. 店舗開発活動の効率化に向けて
【1】効率化に向けて必要なこと 【2】多店舗化が進まない企業の傾向 ●コラム② 売上予測のあるべき姿 ●(ケーススタディ)1号店開店からわずか2年で撤退
第2章 物件開発 (1店舗を開けるまで)
1. 物件情報を集め始める前に
【1】着任した初日から何をすべきか? 【2】既存店分析の進め方
2. 物件評価の考え方
【1】立地のタイプ 【2】店舗の売上を左右する要因 ●コラム③ 大型商業施設の分類
3. 物件評価で使う用語解説
【1】商圏 【2】TG(Traffic Generator) 【3】動線 【4】GISシステム(地理情報システム) 【5】通行量・交通量調査 【6】現地調査
4. 物件情報の収集
【1】路面店舗の場合 【2】施設内店舗の場合 【3】物件情報収集の際の心構え ●コラム④ 物件情報の流通について ●コラム⑤ 適切な立地の取捨選択における「2つのエラー」
5. 物件調査と社内提案
【1】物件調査を行うにあたっての心構え 【2】物件調査の手順 【3】デスクリサーチの目的(仮説構築)と方法 【4】現地調査の目的(情報収集+仮説検証)と方法 【5】情報のストーリー化 【6】プレゼンテーションの際の心構え ●コラム⑥ 効率的な仮説構築の方法 ●コラム⑦ 間口の長さを測る方法 ●コラム⑧ 2分間プレゼンのススメ
第3章 出店戦略・店舗網最適化戦略
1. 戦略立案のフレームワーク
【1】複雑な問題 【2】具体的な業務課題
2. 出店戦略
【1】出店戦略の目的 【2】総店舗数の求め方 【3】総店舗数の地域配分 【4】出店戦略の6類型 【5】出店戦略のエリア戦略へのリンク ●コラム⑨ 地域性に応じたSC店舗開発の留意点
3. 店舗網最適化戦略
【1】店舗網最適化に向けた考え方 【2】店舗網の現状分析(健康診断)の方法
4. エリア戦略
【1】エリア戦略とは 【2】エリア戦略の目的 【3】エリア戦略がないとどうなるか? 【4】エリア戦略の立て方 【5】エリア戦略における店舗利益率の考え方 【6】エリア戦略における店舗の役割の考え方 【7】エリアにおける店舗の最適配置の考え方 【8】カニバリ(自社競合)の考え方 ●コラム⑩ 戦略とは? ●コラム⑪ エリア戦略に役立つ顧客アンケート調査のすすめ ●コラム⑫ “エリア・エイジ”を思いついたきっかけは? ●コラム⑬エリア・レポート作成のすすめ
5. 市場計画(マーケット・プラン)の立て方
【1】市場計画を立てる手順 【2】新規出店に伴う既存店カニバリの折り込み方
6. 出店戦略7つの根拠「なぜ、今、そこに?」
第4章 エクセルを用いた売上予測
1. チェーン企業の新店の売上予測とは?
【1】売上予測に説得力をつけるには? 【2】売上予測モデルとは
2. 売上予測のための既存店分析の方法
【1】データベースの作成方法 【2】既存店売上データの見方 【3】データの収集と分析の方法
3. 売上予測モデルの作り方
【1】単回帰分析 【2】重回帰分析 【3】変数 【4】新規物件への適用方法と使用上の注意
● さいごに
● 用語解説
● 付録 大型SC・百貨店の坪効率・売上高ランキング
実施概要
開催日時 | <実践コース【1】店舗開発編> → 公式テキスト第2章(物件開発)・第4章(売上予測)の内容を深掘りし、演習を交えて実践的に学びます。 2020年3月27日(金) 13:30~16:30(受付開始 13:15) 申込受付終了 <実践コース【2】出店戦略編> → 公式テキスト第3章(出店戦略・エリア戦略)の内容を深掘りし、演習を交えて実践的に学びます。 2019年11月29日(金) 13:30~16:30(受付開始 13:15)申込受付終了 ※講師は17:00まで会場におりますので、個別のご質問等があればお受けします。 本講座は終了しました。「店舗開発という仕事」セミナーは現在オンラインで開催中です。詳しくはこちらをご覧ください。 |
会場 | 武蔵野商工会議所(JR中央線吉祥寺駅下車 北口 徒歩5分) |
お支払方法 | 銀行振込 又は クレジットカード決済(Eチケット購入) ※請求書・領収書発行可 |
定員 | 各回 8名 |
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