商業施設の商圏を調べる方法~タダでもできる市場調査~
タダでもできる市場調査【フィールドワーク編】
身の回りには、自分の目や手足を使えば、タダで手に入るデータがたくさんあります。それを使わない手はありません。
ここにご紹介するような簡単な調査をするだけで、物件の提案書や売上予測の根拠づけが強化され、ぐっと説得力のあるものになります。
商業施設の商圏を調べる方法
郊外のショッピングセンターに車で行くと、私は、駐車場に停まっている車のナンバープレートについ目が行ってしまいます。
確認するのは、練馬、袖ヶ浦、いわき、浜松、久留米などの運輸局の支局を示す地名です。最近はご当地ナンバープレートとして新しいものも出ているようです。
ナンバープレートの地名を確認することで、そのショッピングセンターの商圏を想像することができます。
少数の地名に集中しているなら、地元の固定客が主体だな、とか、規模の大きいショッピングセンターの場合は多くの地名に分散していることが多く、一番遠いナンバーはどこか、つい調べてしまいます。はるか遠方のナンバーがあると、連休で帰省している人かな、とか、引っ越してきた人かな、などと考えてしまいます。
関連動画(店舗開発という仕事チャンネルより)
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